教場だより


習い事ランキング6位に new

2025年10月8日

 最近、そろばんが少し復活の兆しを見せています。
 『そろばんを習う小学生が増えている。学研教育総合研究所の「小学生白書」によると、令和6年の習い事ランキングでそろばんは6位。 近年はトップ10に入ることが多く、昨年から生徒が倍増したという教室もある。令和のそろばんブームの背景には中学受験の激化があるとされる。 指や頭を使うアナログのそろばんがもたらす学習効果に改めて注目が集まっている。』(産経新聞web版・9月6日)
 この「小学生白書」によると、算数は好きな教科の2位(18.3%)、嫌いな教科の1位(22.6%)であり、 受験で得点配分の高い傾向にあるとされる算数が明暗を分ける要となっている実態が見えてきます。
 そろばんで学ぶのは計算の方法=プロセスです。基礎を学び、順序立てて手順・論理を組み立て実行する習慣を身につけることは、 より高い思考力を育み、そろばん以外の学習にも効果が波及すると思われます。

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全日本珠算選手権大会

2025年9月8日

 8月8日、国立京都国際会館において、令和7年度全日本珠算選手権大会が開催されました。
 『そろばん日本一』を決める最高峰の大会に全国から過去最多の731名が参加、静岡県からも過去最多の48名、当教室からは4名が参加しました。
 この大会では、段位検定試験レベルの問題を、試験の半分の時間で競うのですが、今年は満点3名による決勝戦となり、埼玉県の弥谷拓哉選手が3年ぶり二度目の日本一に、 また、東京都の黒岩乃瑛選手(小4)が1480点で小学生そろばん日本一に輝きました。
 個人総合競技の100位入賞ラインは1360点となり、残念ながら静岡県からの入賞者はありませんでした。
 今年も大会協力委員として、一流選手達の技と、わずか15分間の競技にすべてをかける気迫を間近で見て感じる機会に恵まれました。
 なかでも強く感じたのは、年を追うごとにかけ算でのそろばん使用が減ってきていることです。ここ数年の暗算力の向上は見覚ましく、上位入賞者の多くが、 すべての種目を暗算で行うようになってきています。
 当教室でも暗算重視を標榜してはきましたが、より一層の暗算力強化を図るべく、指導方法の見直しを進めて行きたいと思います。

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浜北地区珠算競技大会

2025年8月4日

 8月1日、浜北商工会館において、第61回浜北地区珠算競技大会が開催されました。全体で53名、当教室からは14名が参加しました。
 今年も強豪一色となる中、何とかすべての部に入賞することができました。口数の多い見取算は相変わらずの課題です。
入賞者は以下の通りです。

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