早いもので、今年も師走となりました。
皆さんは今年どんな事にチャレンジしましたか?
人が人として生きていくためには、新しい事に挑む、できない事をできるように努力するといった姿勢は、常に求められるようになります。
そろばんでは、級位・段位を細かく分け、主観的要素がほとんど入らない正答数という基準で現在の力量を絶対評価するとともに、次の目標を明確に示す仕組みとなっています。
日々懸命に練習して、試験に合格すればまた次の目標に向かう。不合格なら練習不足と反省して合格するまで挑戦し続ける。
そのような経験を幼少期から継続的に繰り返すことで、チャレンジし続ける姿勢が育まれます。
こうして育まれた姿勢は、子どもたちの人生を拓く力となると信じています。
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チャレンジし続ける
2024年12月9日
全日本通信珠算競技大会
2024年11月11日
10月20日、令和6年度全日本通信珠算競技大会が全国一斉に開催されました。
北遠地区大会には41名、静岡県では440名、全国では6,346名が参加し珠算・暗算の技を競いました。
関係の入賞者は以下の通りです。
反復練習の大切さ
2024年10月9日
そろばん学習は、そろばんという器具を用いて様々な計算を行う技術を身につけるという習い事です。
計算には段階に応じた知識と、所定の時間内に一定量の計算を正解するだけの精度と速度が求められます。
計算に必要な知識は各級の導入段階で習いますが。頭で解っているだけでなく、必要な手順に従って素早く正確に指先を動かせるよう、十分に習熟するには、継続的な反復練習が欠かせません。
基礎や導入の知識習得の段階に比べ単調になりがちですが、この反復練習の段階での取り組み方が試験の合否などの結果を大きく左右します。
練習の日数を確保すること、普段の練習から、昨日よりも10点でも高い点数が取れるようになど、集中して積極的に取り組む姿勢が大切です。
また、「直し」は非常に大切な時間です。間違いには必ず原因があるのですから、解けなかった問題、間違った問題には上達のヒントが隠されています。
直しの時は、ただ正解すれば良いとするのではなく、なぜ解けなかったのか、なぜ間違ったのかを考えながら、自分の頭で考えていることと指の動きを照らし合わせることで、
原因を発見できる場合が多くあります。自分で原因に気付くことができれば確実な成長につながります。
繰り返し練習することの大切さを体感することは、学習や他の習い事にも必ずプラスとなるはずです。
そろばんでの反復練習を通じて、このような「学び」の姿勢を身につけることが、子供たちの将来を切り拓く礎となるのではないでしょうか。
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