教場だより


全日本珠算選手権大会 new

2025年9月8日

 8月8日、国立京都国際会館において、令和7年度全日本珠算選手権大会が開催されました。
 『そろばん日本一』を決める最高峰の大会に全国から過去最多の731名が参加、静岡県からも過去最多の48名、当教室からは4名が参加しました。
 この大会では、段位検定試験レベルの問題を、試験の半分の時間で競うのですが、今年は満点3名による決勝戦となり、埼玉県の弥谷拓哉選手が3年ぶり二度目の日本一に、 また、東京都の黒岩乃瑛選手(小4)が1480点で小学生そろばん日本一に輝きました。
 個人総合競技の100位入賞ラインは1360点となり、残念ながら静岡県からの入賞者はありませんでした。
 今年も大会協力委員として、一流選手達の技と、わずか15分間の競技にすべてをかける気迫を間近で見て感じる機会に恵まれました。
 なかでも強く感じたのは、年を追うごとにかけ算でのそろばん使用が減ってきていることです。ここ数年の暗算力の向上は見覚ましく、上位入賞者の多くが、 すべての種目を暗算で行うようになってきています。
 当教室でも暗算重視を標榜してはきましたが、より一層の暗算力強化を図るべく、指導方法の見直しを進めて行きたいと思います。

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浜北地区珠算競技大会

2025年8月4日

 8月1日、浜北商工会館において、第61回浜北地区珠算競技大会が開催されました。全体で53名、当教室からは14名が参加しました。
 今年も強豪一色となる中、何とかすべての部に入賞することができました。口数の多い見取算は相変わらずの課題です。
入賞者は以下の通りです。

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夏の競技会を前に

2025年7月7日

 梅雨も明け、いよいよ夏本番です。今月後半からは、8月の大会に向けた練習も本格化します。
 まずは、8月1日の浜北地区珠算競技大会。地元開催の小規模な大会ですが、なかなか思うような結果が残せず悔しい思いをすることが多い大会です。
 そして、8月8日に京都で開催される全日本珠算選手権大会。珠算の世界では最高峰とされる全国大会に今年は当教室からは4名が挑戦します。
 このような競技大会に参加すると、高いレベルの選手の技量や周囲の選手の熱量など、強い刺激を受けます。
 また、普段の制限時間内に所定の点数を取れば合格という検定練習とは異なり、競技練習では、制限時間内にどれだけ得点できるかという、正確さに加え速さも重視した練習をします。
 この競技練習を通じて計算速度の向上が期待でき、普段の検定練習にも良い影響を与えます。検定と競技は珠算技能向上の両輪なのです。
 次の競技大会参加の機会は、10月の全日本通信珠算競技大会です。積極的なチャレンジを期待しております。

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※ベストテンの成績を一部訂正しました(7/9)

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