8月21日、静岡市のグランシップにおいて、第59回静岡県そろばんの日が開催されました。
この催しは、静岡県珠算協会・全珠連静岡県支部が主催する優良生徒表彰式典で、小学生で珠算または暗算の1級以上、中学生で段位に合格した者などが表彰の対象となり、
今回は県全体で431名、当教室からは15名、もみの木くらぶから11名が表彰に臨みました。
式典では、県知事・県教育長などの来賓、特に今回は、青森県の全国珠算教育連盟理事長・工藤壽和先生も臨席される中、受賞者ひとりひとりが登壇して表彰楯を授与されました。
今回も授与者として臨みましたが、少し緊張しながらも誇らしげな生徒達の表情や、卒業して少し成長した姿を見られるのはとても嬉しく、
卒業式の先生のような格別な気分を味わうことができました。
緊張の第一部の後は、フラッシュ暗算とお楽しみ抽選会で保護者共々盛り上がり、夏休みの良い思い出となる一日が過ごせたのではないでしょうか。
このように大規模な表彰式典を実施しているのは全国でも数少なく、静岡県でそろばんを学ぶ皆さんはたいへん恵まれているのだそうです。
この表彰式を一つの目標として、珠算・暗算の1級合格をめざして、日々の練習に一所懸命取り組んでもらいたいと思います。
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第59回静岡県そろばんの日
2023年9月11日
浜北区珠算競技大会
2023年8月9日
8月1日、浜北商工会館において、第59回浜北区珠算競技大会が開催されました。
3年ぶりに参加者(78名)が一堂に会しての開催となりました。
例年の事ながら、口数の多い見取算に苦しめられ、思うように得点が伸びず、悔しい思いをさせられる大会ですが、
様々なタイプの問題を経験することも大切な事だと思います。
当教室の入賞者は次の通りです。
姿勢を正しく
2023年7月10日
そろばん学習は、「そろばん」という道具をうまく扱う技術の学習でもあります。
目や耳から入った情報を脳で処理し、手でそろばんを動かす、という一連の処理を滑らかに進めるためには、的確な視点・適切な視野を確保し、
手指の運動域を確保できる正しい姿勢をとることが上達の近道です。
視点の確保とは、必要な数字を正確に読み取る手段を確保することです。これには左手でそろばんをしっかりと持って滑らかに動かし枠を定規のようにして視点を誘導し、
迅速・正確な読み取りを図ります。
視野の確保とは、問題・そろばん・指の動きを同時に見ることができる視野角の確保、つまり、机の正面に背筋を伸ばして座ることです。
手指の運動域を確保するために最も重要なのは、右腕を机につけない事です。腕を机につけて支点を作ってしまうと円周動作となり、盤面の左右方向の円周軌道外への動作や、
指の内側方向に対する動作に遅れや不正確さが発生します。右手の力を抜き、浮かせることが正確な動作につながります。
正しい姿勢で練習する習慣を身につけましょう。
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